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タイ プーケット / ピピ島・マヤビーチへの上陸が再び許可

掲載日時:2022年10月14日

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社

2022年1月1日に3年ぶりに上陸許可が出た後、約4ヵ月の間に約10万人がマヤビーチを訪れ、2,000万バーツ(約7,200万円)以上の収益が上がっておりました。
しかし、上陸人数の規制を設けていたにも関わらず大変な人気となり、再度、生態系保護を理由に8月〜9月の2ヵ月間は上陸制限が設けられておりました。

その間、タイ国内では度々ピピ島のニュースが駆け巡りました。
時には「マヤビーチにカメが上陸した」という自然にとって良いニュースもあれば、タイの裁判所がマヤビーチを世界的に有名にしたレオナルド・ディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」を制作した「20世紀フォックス社」に対して、マヤビーチ修復のため1,000万バーツ(約3,600万円)の支払い命令を行うという驚くべきニュースもありました。映画撮影の際、マヤビーチ本来の姿から撮影に適した姿にすべく、自然に対して人間の力が関わり、結果的にその後の自然破壊を生み出してしまったという見解のようです。
この映画の成功によって多くの観光客が訪れ、経済的にもタイの観光産業に一役買ったと言われておりますが、その後20年にわたる自然破壊という大きな代償の結果、せっかくの素晴らしい景観をご覧いただけない期間が発生してしまうことは観光業界に従事している者としても寂しく感じます。

2022年10月1日より予定通りマヤビーチへの上陸は可能となりましたが、ツアー催行会社によるツアー等により、事前の登録等が必要となります。
以上、ご注意ください。

コロナの終焉により、今後世界中からさらに多くの観光客がピピ島へ押し寄せることが予想される中、今後も定期的な「上陸規制」が行われる可能性も考えられます。 
ピピ島が「幻の島」とならないよう、訪れる観光客の皆さんの自然環境への配慮を願うばかりです。

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