新疆新聞によりますと、新疆のクムトラ石窟が２００６年に開放される予定です。
新和県に位置するクムトラ石窟は１９０３年に発見されましたが、未だ観光客に正式に開放されておりません。
１９８０年から国家文物局は、クムトラ石窟の修繕保護に尽力してきました。そして現在は、観光客の皆様を迎えるために専用道路の工事を開始しています。

クムトラ石窟の見学が可能になれば新疆の２大石窟（キジル千仏洞とクムトラ石窟）を制覇する事が可能となります。どうぞご期待下さい。


■ クムトラ石窟
シルクロードのオアシス国家として栄えたクチャ（亀茲）の仏教遺跡です。
タクラマカン砂漠の北部、新疆ウイグル自治区クチャ県から南西約３０ｋｍに位置します。
４世紀から１２世紀にかけてつくられた１１２の石窟には、仏教の壁画や彫刻のほか、玄奘がインドに向かう途中に立ち寄り講演したという講教台も残され、クムトラ石窟は国の重要文化財に指定されています。