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メキシコ / ガイドブックに載らないマイナー世界遺産紀行 その13

掲載日時:2006年01月27日

情報提供:株式会社メキシコ観光

今回は「エルヴィスカイノの捕鯨禁止海域」をご紹介いたします。

「エルヴィスカイノの捕鯨禁止海域」はバハ・カリフォルニア半島の中央部、太平洋側に面した亜熱帯の野生生物保護区に位置し、1993年に世界遺産に登録されました。

グレイホエール(コククジラ)が毎年1〜3月にかけてベーリング海から南下し繁殖活動に入り、子クジラが成長する3月ごろ、また回遊してアラスカへ戻って行きます。

鯨はエルヴィスカイノ湾だけではなく、サンイグナシオあたりでも見ることができ、ゾウアザラシ、ペリカンなども沢山生息しているので、この時期は観光用の船で容易に見学が可能です。

バハ・カリフォルニア半島は年間降水量がわずか100ミリで、夏場は45度にも気温があがる砂漠であることから環境破壊を免れましたが、半島の突端ロスカボスが最果ての地として1970年代頃からホテルの建設ラッシュがあり、現在は観光リゾートとして賑わっています。


◆最寄空港

カボ・サンルーカス空港 (SJD)


◆所要時間

カボ・サンルーカス空港からサンカルロスまでセスナ機のチャーター便で約1時間弱。


◆観光のベストシーズン

1〜3月


◆その他特記事項

割高ではありますが、セスナ機でマグダレーナ湾に移動し、サンカルロスからボートに乗って「ホエールタッチング」ツアーに参加する事をおすすめいたしますが、基本的にはカボ・サンルーカスから出ているチャーター便利用のパックツアーを利用します。