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ブラジル [ Federative Republic of Brazil ]

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国別トラブル事例集

無法地帯サンパウロの近況

掲載日時:0000年00月00日

情報提供:JNTOサンパウロ事務所

"(1)サンパウロ郊外のゴルフ場、武装強盗に襲われる

 サンパウロ郊外のアルジャ市にあるPLゴルフ場に、拳銃で武装した5人組の強盗が押し入って発砲、金庫の売上金の他、クラブハウスに居た日本人駐在員のうち数人から腕時計や貴金属類を奪うという事件が発生した。
 
同ゴルフ場の会員は大半が日本企業の駐在員で事件当時プレーを終えた約70人が建物内にいたというが、怪我人はなかった。関係者によると、武装した5人の男は、ゴルフ場正面付近から入り、見張り役を残して3人がクラブハウスに侵入。事務員を脅して金庫を開けさせ、現金3万レアル(約200万)を奪った後、食堂テラス付近に行き、数人の客から所持品を奪い、駆けつけた警備員に発砲して車を奪って逃げたという。

因みに同ゴルフ場はサンパウロに在住する日本人のたまり場のようなところとして知られており、強盗などの標的にされやすいものと考えられる。近付かないに越したことはあるまいと考えられる場所である。

(2)国際空港から市内への道路上でまたもや強盗事件

 当地の日本領事館からの情報によれば、サンパウロ国際空港から市内への道路上で昨年7〜8月に頻発したものと類似の強盗事件がこの6月以来発生しているとのことである。被害車に発生したパンクが、前年同様投石などにより人為的に起こされたものかどうかは定かではないが、パンク修理のために停止したことが事件につながった点が共通点。共通点といえば、発生時刻が早朝フライトが到着し、空港駐車場を出たあとの時間帯である午前10時過ぎであることと、発生場所が空港から5キロメートル南方の道路上で車両修理工場前ということがある。なお、犯人像は2人組で35歳と50歳位の男、拳銃で武装している。"