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オーストリア ウィーン / アルベルティーナ美術館は10周年を迎えます

掲載日時:2013年02月08日

情報提供:ウィーン市観光局

2013年、ウィーンの「アルベルティーナ美術館」は、再オープン10周年を迎えます。世界最大規模のひとつであるグラフィック・コレクションを所蔵するこの美術館では、記念すべき年に、数々の記念イベントや豪華な特別展が開催されます。

アルベルティーナ美術館は10年に及ぶ閉館中に抜本的に修復・拡大され、2003年3月14日、最新技術を備えて再オープンしました。
2013年の再オープン10周年には、無料一般公開の日に、これまで公開されていなかった部屋の数々もご覧いただけます。3月には、幅広い年齢層を対象とする再オープン記念の特別プログラムがあります。7月のハイライトは、美術館に続く旧城壁の稜堡跡を舞台とするファミリー向けのサマー・フェスティバルです。これと並行して、様々な研究プロジェクトを紹介するシンポジウムも開催されます。

加えて2つの大規模な特別展が開催されます。
2013年3月15日から6月30日までは、所蔵品の中から選びぬかれたネーデルランド派巨匠の素描が展示されます。そのハイライトは、ヒエロニムス・ボス、ピーテル・ブリューゲル(父)、ピーテル・パウル・ルーベンスなどの作品です。
秋の特別展は「マチスと野獣派」で、2013年9月29日から2014年1月12日まで開催され、記念すべき年のフィナーレを飾ります。

1776年、マリア・テレジア女帝の娘婿アルベルト・フォン・ザクセン=テシェン公によって創設された美術コレクションは、100万点に上る印刷グラフィックと6万点に上る素描を有しています。その中には、世界的に知られるデューラーの「野兎」や「祈る手」のほか、ルーベンスの子供たちの素描、シーレ、セザンヌ、クリムト、ココシュカ、ピカソ、ラウシェンベルクなどの名作が含まれ、テーマ別展覧会で順次展示されます。
新たな常設展では、現代美術の古典が紹介されています。アルベルティーナ美術館は、ハプスブルク家最大のプライベートな宮殿で、ホーフブルク王宮南端にあり、古い城壁の一部が残されています。


※アルベルティーナ美術館
 住所: Albertinaplatz 1, 1010 Vienna
 詳細: http://www.albertina.at/ (ドイツ語、英語)

〔特別展〕
* ボス、ピーテル・ブリューゲル、ルーベンス:アルベルティーナ美術館所蔵の名画展
 (Bosch Bruegel Rubens Rembrandt. Meisterwerke aus der Albertina)
 期間: 2013年3月15日〜6月30日
* マチスと野生派 (Matisse und die Fauves)
 期間: 2013年9月29日〜2014年1月12日