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クロアチア ドゥブロヴニク / 町全体がユニークな舞台「ドゥブロヴニク・サマーフェスティバル」開催中 (〜8/25)

掲載日時:2009年07月23日

情報提供:クロアチア政府観光局

2009年7月10日〜8月25日の期間に開催される、伝統的な「ドゥブロヴニク・サマーフェスティバル」には、今年もクロアチア国内外からトップクラスの音楽家、舞踊家、演劇家が集まります。今年の特筆すべき点は、類を見ない美しさを備えるドゥブロヴニクをユニークな舞台と変身させる芸術祭が、60回目を迎えるという事実です。
ドゥブロヴニク・サマーフェスティバルの歴史は、1950年9月に幕を開けました。これが素晴らしい文化行事であるということはすぐに広まり、一回目の芸術祭に参加したフランスの作家 クロード・アヴリーヌは10年後、「我々の時代における最も有名なフェスティバルのひとつの誕生」に関わっているなんて思ってもみなかった、と書き留めています。1956年には、EFA(ヨーロッパフェスティバル協会)の一員となりました。

演劇、舞踊、音楽の豊富なプログラムが毎年催され、実際全ての行事と出演者を挙げるのは不可能です。「第60回 ドゥブロヴニク・サマーフェスティバル」の演劇演目は、既に発表されているものだけでも、このフェスティバルオリジナルの演劇アンサンブルとしてイヴィツァ・クンチェヴィッチ演出のシェイクスピア「ハムレット」、ヨシュコ・ユヴァンチッチ演出のイヴォ・ヴォイノヴィッチ「テラスにて」、その他にも著者ヤン・ファーブル自身の演出で贈る「我慢の乱交パーティー」(Orgy of Tolerance)は、ドゥブロヴニク・サマーフェスティバルと多くの国際フェスティバルや劇団との共同制作です。
そして、ダヴォル・モヤシュ演出のマリン・ドゥルジッチ「エピタフィオ」は、学生シアター「レロ」によって演じられます。

今年のフェスティバルには、我々の時代における最も偉大な舞台演出家ピーター・ブルックも、フランスの劇団「Theatre des Bouffes du Nord」演じるシェイクスピアのソネットの脚色と共に登場します。音楽演目は、ヴィエコスラヴ・シュテイ指揮で、ソリストはナディア・マイケル(ソプラノ)、ゾラン・トドロヴィッチ(テノール)で贈るザグレブ交響楽団、そしてユストゥス・フランツ指揮による国際交響楽団(Philharmonie of the Nations)のガラコンサートです。
去年のフェスティバルで大きな成功をもたらした、このフェスティバルオリジナルのオペラ・アンサンブルとクロアチアバロックアンサンブルの共同制作で、ヘンデルのオペラ「アチスとガラテア」の再上演も予定されています。舞踊愛好家には、ボリス・ヴィアンに触発されて書かれた室内バレエ「配管工」、又はその他多くのクロアチア・フォークロールアンサンブルもお楽しみいただけます。

ドゥブロヴニク・サマーファスティバルには、今年もクロアチア国内外から著名な芸術家が登場します。その中でも、現在最も有名なヴァイオリニストの一人であるヴァディム・レピンは、8月22日に旧総督邸のアトリウムで、同じく著名なピアニストのイタマル・ゴランと共にコンサートを行います。
ドゥブロヴニク・サマーフェスティバルの特性がその雰囲気にあることは言うまでもなく、演目が行われる旧総督邸のアトリウム、聖ヴラホ教会前のスペース、ヤドラン映画館、芸術学校公園、ルジェル・ボシュコヴィッチ広場、レヴェリン要塞のテラス、そしてロヴリエナツとレヴェリン要塞という8つの会場は、他に類を見ないものです。


※詳細はこちら
 ドゥブロヴニク−ネレトゥヴァ州観光協会
  URL http://www.visitdubrovnik.hr/ (クロアチア語、英語他)
 ドゥブロヴニク市観光協会
  URL http://www.tzdubrovnik.hr/ (クロアチア語、英語)
 ドゥブロヴニク・サマーファスティバル
  URL http://www.dubrovnik-festival.hr/ (クロアチア語、英語)