オーストラリア / ビーチでのご注意
掲載日時:2002年05月23日
1年を通してライフセーバーが監視する安全なビーチが点在し、その白い砂と蒼い海が世界各地からの観光客を魅了してやまないオーストラリア。
ビーチ・スポーツ、ビーチ・アクティビティは、オーストラリアならではの楽しみの一つといえるでしょう。
しかしここ最近、このオーストラリアの魅力と言えるビーチ、特に北クイーンズランド州にて「IRUKANDJI(イルカンジ)」という毒クラゲが発生し、観光客を脅かしております。
この「イルカンジ」は、体長が約2cm、触手は約10〜50cmと非常に小さな無色透明のクラゲで、オーストラリア北東部 グラッドストーン(ロックハンプトン近く)以北に発生していますが、以前にはグリーン島、フランクランド、又、ケアンズ北部ビーチでも発見されています。
「イルカンジ」にさされると20〜30分後に不快感を感じ始め、その後吐き気、頭痛、背中の痛み、腹痛、けいれん、呼吸困難等の激しい症状が出ると言われています。
特に血圧が上昇し、心拍数が上がる症状が独特で、高血圧や心臓の弱い方は死に至る事もあります。
もともとケアンズ北部のビーチ沿いには、この「イルカンジ」とは別の種類の「ボックス・ジェリーフィッシュ」と呼ばれる毒クラゲ(体長 約30cm、触手は長いもので約2〜3m)が発生するため、クラゲの発生する雨期に限り、海にはクラゲ避けネットが張られており、ビーチで遊ぶ人々はそのネットの中で泳ぐ様にと注意があります。
「イルカンジ」を含む毒クラゲの多くは、ビーチ沿いだけでなく、グリーン島やフランクランド等の島や、ボンツーン近くでも発見されております。
グリーン島で発見された際には、一時的にビーチでの遊泳が禁止され、ライフセーバーやマリン・バイオロジストによる約半日かかって行われた検査の後、ビーチが開放されています。
又、フランクランド島では、ツアー参加者にクラゲ避けのウエット・スーツを貸し出す等して対応する事もあります。
クラゲの発生する季節は10月〜5月の雨期といわれていますが、天候や潮の流れなどの状況によっては、6月や9月等でも発生する事があります。
くれぐれもビーチ・スポーツ、ビーチ・アクティビティ等をする場合には、指定された区域でお楽しみいただく、又、ライフセイバー、オプショナルツアー会社や現地旅行会社スタッフの指示に従っていただき、オーストラリアの自然そのもののビーチをたっぷりとお楽しみ下さい。
ビーチ・スポーツ、ビーチ・アクティビティは、オーストラリアならではの楽しみの一つといえるでしょう。
しかしここ最近、このオーストラリアの魅力と言えるビーチ、特に北クイーンズランド州にて「IRUKANDJI(イルカンジ)」という毒クラゲが発生し、観光客を脅かしております。
この「イルカンジ」は、体長が約2cm、触手は約10〜50cmと非常に小さな無色透明のクラゲで、オーストラリア北東部 グラッドストーン(ロックハンプトン近く)以北に発生していますが、以前にはグリーン島、フランクランド、又、ケアンズ北部ビーチでも発見されています。
「イルカンジ」にさされると20〜30分後に不快感を感じ始め、その後吐き気、頭痛、背中の痛み、腹痛、けいれん、呼吸困難等の激しい症状が出ると言われています。
特に血圧が上昇し、心拍数が上がる症状が独特で、高血圧や心臓の弱い方は死に至る事もあります。
もともとケアンズ北部のビーチ沿いには、この「イルカンジ」とは別の種類の「ボックス・ジェリーフィッシュ」と呼ばれる毒クラゲ(体長 約30cm、触手は長いもので約2〜3m)が発生するため、クラゲの発生する雨期に限り、海にはクラゲ避けネットが張られており、ビーチで遊ぶ人々はそのネットの中で泳ぐ様にと注意があります。
「イルカンジ」を含む毒クラゲの多くは、ビーチ沿いだけでなく、グリーン島やフランクランド等の島や、ボンツーン近くでも発見されております。
グリーン島で発見された際には、一時的にビーチでの遊泳が禁止され、ライフセーバーやマリン・バイオロジストによる約半日かかって行われた検査の後、ビーチが開放されています。
又、フランクランド島では、ツアー参加者にクラゲ避けのウエット・スーツを貸し出す等して対応する事もあります。
クラゲの発生する季節は10月〜5月の雨期といわれていますが、天候や潮の流れなどの状況によっては、6月や9月等でも発生する事があります。
くれぐれもビーチ・スポーツ、ビーチ・アクティビティ等をする場合には、指定された区域でお楽しみいただく、又、ライフセイバー、オプショナルツアー会社や現地旅行会社スタッフの指示に従っていただき、オーストラリアの自然そのもののビーチをたっぷりとお楽しみ下さい。
- ●外務省提供
- ●観光庁提供
- ●厚生労働省 検疫所情報
- ●国土交通省航空局 提供