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シンガポール [ Republic of Singapore ]

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国別渡航先速報

シンガポール / 「新型コロナウイルス」に関する最新情報

掲載日時:2020年09月23日

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社

シンガポールにおける「新型コロナウイルス」の最新情報をお知らせいたします。

■ 日本からの渡航者の入国制限について
シンガポール・日本両国間で、渡航前と渡航後のPCR検査の他、到着後14日間は事前に提出した活動日程を遵守することを含む行動範囲を限定した形でビジネス活動が可能となる「ビジネストラック」が、2020年9月18日より正式に施行され、両政府により詳細が発表されました。

このビジネストラックは「The Singapore-Japan Reciprocal Green Lane」(略称: RGL、和訳: シンガポール‐日本相互グリーンレーン)が正式名称となり、詳細は下記の通りです。

■ シンガポール‐日本相互グリーンレーン(RGL) 詳細
1. 事前申請
シンガポールの現地法人もしくはシンガポール政府にスポンサーになってもらう必要があり、出張者当人の代理として「Safe Travel Pass」というパスを当地にて発行してもらう必要がある。
これらの申請書類には到着後14日間の活動日程を明確に記載する必要がある。
また、SG Arrival Cardのウェブサイトを通じて渡航前の健康状態、及び渡航歴に関する申告書を提出する必要がある。

2. 出発前
出張者自身の体調に悪化が見られないこと、過去14日以内に他国への渡航がないこと、渡航72時間以内にPCR検査を受け陰性であることの証明があること、が条件。

3. 搭乗前
搭乗前のフライトチェックイン時に下記4点の提示要
・ Safe Travel Passの所持
・ VISAが必要な渡航の場合は有効なVISAの所持(日本人の場合不要)
・ PCR検査の陰性証明書
・ 復路航空券(もしくは陸路出国を証明するもの)

4. シンガポール空港到着後のチェックポイントにて上記搭乗前に提示した4点の書類を提示。
万一これらの書類が提示されない場合は入国が拒否される場合がある。
同時にPCR検査を出張者自身の負担にて受ける。
この結果が出るまでは、事前申請時に申告し、許可された宿泊施設にて待機する必要がある。(所要1〜2日間を予定)
また、空港から宿泊施設までの移動手段は現地法人が手配する必要がある。
その後、陰性の場合は事前申請時に申告し、許可された日程にそって滞在が可能。

5. 滞在中
シンガポール独自の濃厚接触者追跡アプリ「Trace Together」、「Safe Entry」が利用出来る環境を整える必要がある。それらをダウンロード出来るデバイスを所持していない場合は、現地法人が代替のデバイスを提供する。
またシンガポール到着から数えて14日間以内(日本帰国後も含む)に陽性となった場合は、これらのデータをアップロードする必要がある。
なお、滞在中の移動手段は、事前に申請された行程を遵守した上で、公共交通機関の利用が禁止され、専用車もしくは現地法人所有の社用車に限定される。

■ 日本からの渡航者の入国制限について
現在、短期滞在目的(長期ビザを持っていない人、旅行者や出張者)での入国を規制中。
但し、入国後14日間についても行動範囲を限定した形でビジネス活動が可能となる「ビジネストラック」について、9月18日から開始済。

■ 日本以外からの渡航者の入国制限について
短期滞在目的(長期ビザを持っていない人。旅行者や出張者)での入国を禁止。
新型コロナウイルスの感染リスクが低いと判断したニュージーランド、ブルネイについて、入国時のPCR検査など一定の条件を設けた上で、9月から観光などの目的でも入国可。

以上、ご注意ください。