クスコ郊外・近郊の観光地
クスコ郊外の観光
クスコ郊外の観光では、街外れからピサック方面へ向かう道を少し登ったところにインカ帝国初代皇帝の神殿跡があり、ここからクスコ市街が一望できます。さらに登ると、80年かけて築き上げたというサクサイワマン城址(Sacsayhuaman)に着きます。
首都クスコを東方からの敵から守るために築かれたという石積み城塞跡で、3層から成る石積みの中には1個の重量が360トンもある巨石もあり、ここでもまた精緻な石造建築を見ることができます。
この広場では毎年6月24日にインティ・ライミと呼ばれる太陽の祭礼が当時そのままの形式で行われ、世界各地から多くの観光客が訪れています。
さらに登ってインカ時代の水浴場跡といわれるタンボ・マチャイ(Tambo Machay)へ。ここは今も昔と変わらず、雨期、乾期を問わず常に一定の水量が流れています。
このほか、中心に巨石を置いた半円形の劇場とも思われる祭祈場を持つケンコ(Kenko)、クスコの北の守りを固める目的で造られたと思われプカ・プラカ(Puca Pucara)なども見る事ができます。
クスコ近郊の観光地
クスコ近郊には、日曜市で有名なピサック村やチンチェーロ村、「謎の6つの巨石」のオリャンタイタンボなどの観光名所があります。
ピサックの村はウルバンバ川沿いの深い谷間にあり、市が開かれるプラザ(広場)を中心に広がっています。
市のたたない普段の日は人の往来もまばらな寒村ですが、狭い路地を歩くとインディオの生活が見られ、とても楽しいひとときを過すことができます。
ピサックの市では、近郊近在のインディオ達が自作の手織物、土器、農作物、酒などを持ち寄り、昔と変わらない方法で物々交換を行っており、この光景はカメラの被写体としても最高です。
ピサックの遺跡は、村の裏手を300メートルほど登った山の上に点在しています。途中までバスで行けますが、太陽の神殿を含む幾つかの遺跡を見るだけでも2時間は必要であり、限られた時間内ではとてもその全容を見ることはできません。マチュピチュのような大遺跡ではありませんが、ここでも精緻な石造建築を見ることができます。
オリャンタイタンボの遺跡には、、何の目的で置かれたのかも不明な磨き上げられた6個の巨石があります。1個の石の重量は50トンはあるといわれ、深い谷間からどうやってこの山頂まで運んだのかは未だに謎とされています。この6個の巨石の接合部には、薄い石の板が使われておりますが、クスコで見る石積みとは違った方法であることがわかります。
ここはまた、谷の狭まる自然の地形を利用して造られた要塞ともいわれ、スペイン軍攻撃の際、インカ軍が最後まで抵抗した場所でもあります。
チンチェーロの日曜市も有名で、クスコから20キロと近いこともあり、観光客が多数訪れています。ウルバンバの峠越えからこのチンチェーロ村にかけての道筋の景観は特に素晴らしく、シコン、メディア・ルーナ、ベロニカなど5000メートル級の美しいアンデスの山々をバックにした田園風景は、カメラアングルとしても最高です。
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