ラクダに乗ったキャラバンが悠然と移動する広大な砂漠、連綿と続く綿花畑、空の青より美しいモスク ・・・。
日本人がイメージするイスラム世界を、現在までそのままに残す「ウズベキスタン」。
古くよりオアシス都市が栄え、中東地域を移動するには避けて通れない東西交易路「シルクロード」の交通の要。 8世紀にイスラム教が広まってからは沢山の宗教施設が建設され、日本より若干広いこの国には現在4つの地域が世界遺産として登録されています。 今もこの国に残る遺跡の多くが13世紀のティムール朝時代に建てられたものであり、ハーン(王)であったティムールの支配力の絶大さが伺えます。
そうした歴史を存分に残しつつも、首都 タシケントは着々と発展を遂げています。 シルクロード唯一の地下鉄が走り、外資系のホテルも建ち ・・・。 人口の半分が20歳以下の若者からなるこの国は、今後ますます活気付いて行くことでしょう。
ウズベキスタンは、国境を最低2回超えないと海に達することが出来ない「二重内陸国」ゆえ、その気候はというと夏場は非常に暑く日差しもカンカンに照り、反対に冬場は大きく冷え込みます。 ただ年間を通して乾燥しているため、日陰に入れば夏場の暑さも苦にならないほどに過ごしやすくなり、町では木陰の下に伝統的なベンチ「タプチャン」を置いて涼みながらお茶を飲み歓談する人々の姿をよく見かけます。 こうした気候が幸いし、この国ではドライフルーツの生産も多く、日本の菓子メーカーも輸入しているほどです。 ウズベキスタン産の「干しブドウ」や「アンズ」は、甘味・酸味とともに味も濃く、一度食べたらやみつきになること間違いなしです。
日本では、国名に「スタン」の文字が付く国というと、まだまだ危険というイメージがついてまわりますが、実際の国情はというと独裁政権ゆえ、情勢は比較的安定しています。 また同国は親日家が多いことでも有名で、日本人にとっては旅行しやすいデスティネーションといえるでしょう。
日本とウズベキスタンは、1991年末のソビエト連邦解体に伴う独立時から国交を樹立し、その後ODAを通じて同国の発展に積極的に供与しています。またJICAを通じて日本語教師も派遣され、各地に日本語学校も多数あります。
2009年6月には、「2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ大会」アジア最終予選、ウズベキスタン代表 対 日本代表の試合が同国の首都 タシケントにて行われたことで、日本の若年層にも「ウズベキスタン」という国の知名度が、一気に上がったものと思われます。
今回は、ここ「ウズベキスタン」の魅力を、1) タシケント、2) サマルカンド、3) ブハラ、4) ヒヴァの主要観光4都市を中心にたっぷりとご紹介いたします。
ウズベキスタン特集 インデックス
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