ウズベキスタンの広大な自然
ここまで世界遺産登録をされた観光都市を中心にご案内してまいりましたが、ウズベキスタンの醍醐味はそれだけではありません。 各都市移動の際に見られる「広大な自然」も、忘れることの出来ない魅力です。
サマルカンドからブハラへ向かう際に通る山間の道路には、ごつごつした岩肌がこれでもかというほど、次々に出てきます。
また、ステップ地帯(樹木のない平原)走行中は同じような景色がずっと続きますが、そのような道であっても、ひとたび車を停車しじっとしていると、穴ねずみがひょっこりと顔を出す場面に遭遇したりもします。
宗教施設の庭には、特に飼っている訳ではないものの、動物が居ついてしまったということもあるようです。
タシケントの「バクラ・ハーン・メドレセ」では、鶴が羽を休めに6羽ほど群れている光景なども見られます。(撮影時期: 2009年11月)
また、地方都市の道のいたるところでは、ロバやヒツジがわが者顔で歩き回っている光景が、日常的に見られます。
サマルカンドの郊外にある「コルギルメロス」という紙すき工房では、昔ながらの製法で、煮立てた柔らかい桑の若枝から紙を作っています。工房中にあふれる釜の薪木の燃える香りは、昔を思い出すような何とも懐かしい感じです。
地方都市に泊まった際は、夜になったらホテルの中庭に出られることをオススメいたします。 満天の星がこぼれ落ちてきそうなほどに輝いて見えます。
また機会があれば、列車での都市間の移動もオススメです。 車窓から見える景色の素晴らしさ以上に、現地の人との触れ合いがとても嬉しいものです。 この地域の列車に乗車する日本人客はまだまだ珍しいためか、列車の係員に、こちらが片言のロシア語で語りかけると非常に興味を示してくれ、車掌室を覗かせてくれたり、一緒に写真を撮ったり、自慢の折り紙を披露してくれたりと、予想外の歓迎を受けることも、この国を旅する楽しみの一つと言えるでしょう。
このように、世界遺産はもとより、自然も人も懐の広いウズベキスタン。旅の新しい目的地として皆様が訪れてくださる事を望んでやみません。 きっとウズベキスタンの人々は、日本からのお客様を心から歓迎してくれることでしょう。
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